用途にあわせた台紙の紹介
2016.10.04

subimg02昭和の時代から人々に重宝された電報の用途は日々、時代とともに移り変わって来ました。先の第二次世界大戦時には出征する兵士を祝う出征祝賀用にも使われました。昭和の時代のものは、電話局が電話で聞き取りそれをカタカナに起こして打電して家々に配達しました。当時は一文字幾らで値段が決まっていたので伝えたいことのみを手短に文にしました。有名なものを幾つかあげると、「サクラサク」と「サクラチル」は主に受験シーズンに親や家庭に受験結果を打電したもので入学シーズンが桜の季節に重なるのを自身の結果に重ね合わせました。もちろん、「サクラサク」が合格の時で「サクラチル」は不合格の時に使われました。次に「チチキトクスグカエレ」は、元来そのままの意味で故郷の父親が重篤な状態で今際の際に間に合うようにと打つものでしたが、中には都会で学生生活を謳歌して里帰りをしない学生を親が騙し討をして帰郷を促す場合にも使われました。逆に学生が親に向けて送る時は「カネヨコセ」等と言う切実ながら乱暴なものもありました。

現代においてはその用途も様変わりし、使われるシーンもかなり拡大しました。綺麗な台紙に漢字かな交じり、時には英語で刻まれた文字が印刷されて届けられます。主に冠婚葬祭に使われ、文面は電話帳やホームページに定型文が載っていてそれを選ぶのもよし、自分で考えるのもよしと自由度も高くなりました。結婚式の祝電披露で代表として2~3枚読み上げて紹介されることが多いですが、昨今は平等性を踏まえてかロビーなどに張り出しておいてご自由にお読み下さいというパターンも見かけます。葬式においては、葬儀に駆けつけられない人や通夜のみに出席した人、故人や故人の親族の関連企業の上役や社長からの弔事として届けられることが増えて来ました。

電報は日々進化しているのですが、今は午後7時までの受付は日本全国どこへでも当日に届けられます。もちろん、北海道で打電したものが沖縄にだって届けられます。更にパソコンやモバイル機器からも送れるD-MAILと言うサービスもあります。こちらは、インターネットから24時間いつでも申し込みできて、たくさんある文例からメッセージを簡単に選ぶことも自分で自由に文面を考えることも出来て自由度が広がります。しかも、台紙はイメージを見ながら選べるので失敗が有りません。パソコンからの利用においては住所ガイダンス機能や式場ガイダンス機能、発信履歴機能などのサポート機能が使えて更に便利です。お届け日の一ヶ月前から申し込めるので、結婚式や各種セレモニーにおいては事前に準備ができてうっかり忘れの心配も有りません。

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